この記事の信頼性について
- 京都大学大学院を卒業後、サラリーマンを10年経験。
- 現在個人事業主として奮闘中。
- 研究気質があるブロガー。
- Webマーケを勉強しブログ開始1年で年間13万PVを達成。
- 読者に有益な情報となり、少しでも読者の日々の生活を明るくできるよう心がけて執筆します。
ブログを作成しているが、スマホの表示が遅いと悩んでいませんか?
スマホの表示速度が遅いとSEOにも悪い影響を及ぼします。
私のあるページでは、スマホの平均読み込み速度が5.85秒であったものに対し、AMPに対応させると0.59秒に改善することができました。
AMPとはAccelerated Mobile Pages の略で、Googleが中心となって立ち上げた、モバイルでのウェブサイト閲覧を高速化することを目的とするオープンソースプロジェクトです。
AMPはGoogleも推奨しておりおすすめです。
なお、AMPを導入したら、オブジェクトキャッシュのサイトヘルスの問題が出ました。
しかし、なんとか解決。
簡単に解決する方法を本編にて解説しています。
目次は次の通りです。
・AMPのWordPressプラグインでスマホ高速表示

・AMPをWordPress対応させる方法
AMPに対応するには、プラグインを用います。
WordPressからプラグインの追加をしていきます。

なお、私が使っているWordPressテーマはyStandardであり、下記ページを参考に設定を行いました。
https://wp-ystandard.com/ystadnard-amp-page/AMP対応させたあと、数日するとGoogleのクローラーが回ってきて、AMPにインデックスしてくれます。
なお、インデックスされるとGoogle Search Consoleの「拡張」という項目にAMPが表示されます。
インデックスされるまで時間がかかるので、辛抱強くまっていてください。

なお、黄色の警告に関しては、画像のサイズが推奨サイズ(幅1200px以上)でないため出ています。
警告は出ていてもAMPは有効となっています。
・サイトヘルス(オブジェクトキャッシュ)の問題
AMPを導入すると、ダッシュボードに、
The AMP plugin performs at its best when persistent object cache is enabled...
のように表示され、サイトヘルスの問題が警告されます。
AMPプラグインは永続的オブジェクトキャッシュが有効の時、最もよい状態となる
という意味です。
下記、キャッシュのプラグインを導入すれば解決しました。
設定で、object cashを有効にしてください。
すると、

と表示されます。
・AdsenseをAMPに対応させる方法
私は、AdsenseをAMPに対応させるために、Advanced Adsのレスポンシブ広告というのを使っています。
このプラグインを用いると、AdSense広告を自動的にAMP形式に変換してくれます。
年間で69ドルかかります。
年間69ドルは高いと感じるかもしれませんが、AMPでスマホ表示高速化によりSEOの評価があがり、Googleアドセンスの収益が増える見込みで、初期投資として考えています。
・スマホ表示が高速
AMPを導入すると、あるページがスマホの平均読み込み速度が5.85秒であったものに対し、AMPに対応させると0.59秒に改善することができました。
PageSpeed Insightsで確認してみると、なんとスコアが27から100になっていました。

・AMPはコアウェブバイタルに優れている
AMPはコアウェブバイタルにも優れています。
When did I go AMP first? ⚡️ pic.twitter.com/ZruDNqQpeI
— Dylan Howell (@dylanhowell) November 16, 2020
ページエクスペリエンスのアップデートに対して、どんな対策をしたかの問いに対してのやりとりですが、AMPを導入すれば、コアウェブバイタルのCLSの問題がみるみる解決している様子が分かります。
CLS に関する問題: 0.25 超!?今後ランキングに影響するCWV・コアウェブバイタル
・5GになればAMPは不要か?

5G(次世代移動通信)回線の実用化がついにスマホでも始まりました。 ドコモ・au・ソフトバンクは2020年3月末から開始し、楽天モバイルは9月末にサービス発表です。
5Gになれば、スマホで高速接続が可能なので、AMPは不要になるのではないかというのが見解です。
ソフトバンクによると、
日本国内の5Gサービスは全国で一斉にスタートというわけではなく段階的なスタートになりますが、2020年3月から都市部を中心とした一部のエリアでサービスが開始されました。ソフトバンクでは2022年3月末までに人口カバー率90%達成を目標としてインフラ整備を進めていく。
とあり、世間に5Gが普及するまでに2020年現在から3年ほどかかる見込みです。
それまでAMPを導入するという戦略はありだと考えています。
まとめ「AMPのオブジェクトキャッシュの問題」
スマホを高速表示させたいなら、AMPを導入してみてください。
またAMPはコアウェブバイタルにも優れています。
AMPはGoogleも推奨しています。
プラグインで簡単導入できます。
AMPを導入すれば、直接はSEO評価につながらないものの、ページ読み込み速度が改善され、間接的にSEOに良い影響があると考えています。
AMPのオブジェクトキャッシュのサイトヘルスの問題は、W3 Total Cacheというプラグインで解決しました。
AdsenseをAMPに対応させるためには、Advanced Adsのレスポンシブ広告で対応できますよ。
5GになればAMPは不要になると考えています。
5Gが世間に導入されるのは2022年3月であり、それまではAMPは効果がありますね。
【コラム】ブログサービスの課金を惜しまないほうがいい理由
ブログをやってて気づいたこともあります。
これまで、600記事を書いてきて、何時間使ったのだろう。
ふと思いました。
1記事2時間使ったとしても1200時間です。
時給1000円だとしても、120万円。
すごいですよね。
それもほぼただ働きの状態。
そう考えると、もっとブログに課金するべきだと考えるようになりました。
いい環境でブログを書くべきだと考えたからです。
安いレンタルサーバーを使って、無料のWordPressテーマを使ってそれで1200時間を投下する。
とっても効率悪いと思うんですよね。
ちょっと気づくの遅いですよね。
なので、サーバーもマイナーなところから、エックスサーバーに乗り換えました。
また、WordPressテーマも、無料テーマからAffingerに乗り換えました。
また、Affingerでは、有料のプラグインも使うようになりました。
これぐらいしても、まだまだ課金は少ないと思います。
もっと、いい環境でブログを書くべきだと思っています。
【有料級】アフィリエイト広告のクリックの流入経路を特定することで希望が見えた件![AFFINGER6]
以上、参考になれば幸いです。